岩盤・開発機械システム工学研究室では、地下に埋まっている石炭や鉄鉱石などの固体資源を回収する研究を中心に行っています。地下に埋まっている固体資源は、地上からトンネル(坑道)を掘削する工法(坑内掘り)や、地上から巨大な穴を作るように地上全体を掘削する工法(露天掘り)によって回収されますが、どちらの工法においても、岩盤を効率よく掘削する方法や、掘削後に岩盤が崩れないような安全設計を考えることが重要となります。さらに、露天掘りでは、地表の動植物などの自然生態系を破壊してしまうことから、資源回収後の環境修復(リハビリテーション)が必要になります。また、別のテーマとして日本の地下空間の利用(地下トンネルの掘削、電気・ガス・上下水道などのライフライン設備の開発)に関する研究も行っております。以上のような事象に対して、海外フィールド調査や数値解析等を駆使して日々楽しく研究しております。
岩盤・開発機械システム工学研究室
Rock Engineering & Mining Machinery
海外フィールドでの植栽試験
都市地下ライフラインの設計



主な研究テーマ | 鉱山開発、環境修復、都市ライフラインの開発 |
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露天掘り鉱山の斜面設計