資源開発工学研究室では、鉱物資源やエネルギー資源を、安全にかつ経済的に生産するための最適な生産システムの研究に取り組んでいます。
資源として期待されながら商業生産には至っていないメタンハイドレート、コールベッドメタンならびに低品位炭などの非在来型資源の生産技術や、すでに利用されている石油、石炭および天然ガスなどの在来型資源を、CO2、ナノ粒子ならびに微生物などを用いて、より低コストで効率良く生産する技術を検討しています。また、石炭や鉱物資源の坑内採掘においては、適切な作業環境を維持するための通気設計が重要であり、様々な状況を想定した最適な通気システムを検討しています。さらに、これらの化石燃料を生産して利用した結果生じるCO2は、温室効果ガスとして地球温暖化をもたらしており、これらの資源を持続的に生産して利用していくためにはCO2への対応が必須となっています。当研究室では、CO2を地下に貯留し、大気への排出量を削減する技術についても研究しています。
資源開発工学研究室
Resources Production & Safety Engineering
主な研究テーマ |
非在来型資源の生産技術、 在来型資源の効率的な生産技術、 CO2の安全な地中貯留技術、 坑内通気等の資源開発に関わる安全技術 |
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